2010年9月15日水曜日

ヒイラギとナンテンで厄除け

落ち葉の掃除や草むしりの時に、トゲトゲしたヒイラギの葉っぱを一緒につかんでしまうことがあります。
軍手などものともせず容赦なく手に突き刺さる葉っぱはこのうえなく憎らしく、
ヒイラギなんて根こそぎ伐採してしまいたいと何度思ったことか。。。

また、赤い実が印象的なナンテンは、お正月の床の間に飾るという目的で
実家で一時的に大人気になりますが、それ意外にはあまり意識することのない存在。

しかしこの2つの樹、実は目的をもって植えられていたようです。




魔除けや厄よけとしての意味


ヒイラギについては、「節分にイワシの頭とセットで門戸に飾って鬼を払う」という
おまじないというか、風物詩的なことでなんとなく知っています。
あの鋭く尖った葉っぱは、たしかに色んなものを寄せ付けなさそうな雰囲気もあります。
家の庭では、鬼門となる北東の位置にヒイラギを植えておくと魔除けになるということ。
一方のナンテンについては、「ナン(難)をテン(転)ずる」ということで、
まったくお正月のおせちにまつわる言葉遊びと同じ理屈で、厄よけになる木とされているようです。
こちらは裏鬼門となる南西に植えるのが良いということ。
なるほど、そんな意味があって植えられていたのか!
と目からウロコの思いで、それぞれの植えられている位置を確認。
先日作ったヘタくそな見取り図で大雑把に見ると、
建物をはさんで北側にヒイラギ、南側にナンテンが植わっています。
mitorizu.jpg
厳密には、北東とも南西とも完全にズレた位置にあるのですが、、、
ちょっと大きな誤差ということで、よしとしましょう。

ナンテンのこと


ナンテンと聞いて連想するのは、あの赤色の実と、南天のどあめ。
ナンテンには生薬として作用する成分が含まれているようで、
熱を下げたり、咳を鎮めたりする効果があるということ。
(参考)つらいせき、のどの痛みに効く、「南天」の秘密|南天のど飴について|常盤薬品工業
だから「南天のどあめ」なわけですね。

鎮咳作用をもつドメスチンは、多量に摂取すると知覚や運動神経の麻痺を引き起こすため、素人が安易に試すのは危険である。


引用元:ナンテン - Wikipedia

薬効があるということは、反面で毒性も併せ持つということのようで、
のどが痛いときはやはり、ナンテンの実そのものでなく、南天のどあめを舐めておくのが良さそうです。

ヒイラギのこと


木へんに冬と書く柊(ひいらぎ)は、その名のとおり冬の訪れを告げるということで、
冬になると白い花をつけるそうです。
これまで庭に対して、ましてやあの憎たらしい柊に対しては、全く興味のなかった私のこと、
例によってその花は見た事がありませんが、今年の冬には目にすることができるかもしれません。
また、ヒイラギはキンモクセイの仲間ということで、その花には甘く良い香りがあるということ。
意外な一面ですね。
魔除け、厄よけの意味だけでなく、あれだけの攻撃的な形の葉っぱを持っていれば、
建物をぐるりと囲んで生け垣にするなどすれば、
物理的にも、防犯対策として充分に機能するはずです。
が、ここで衝撃の事実を発見しました。

老樹になると葉の棘は次第に少なくなり、葉は丸くなってしまう。


引用元:ヒイラギ - Wikipedia

樹齢何年ぐらいからなのかわかりませんが、古い樹木になってくると、
あろうことかあのトゲがなくなって葉っぱが丸くなってしまうと。
ホントか???
想像がつかないし、そんなのはもはやヒイラギではないと感じますが、
我が家の庭のヒイラギの棘は鋭く尖りまくっていて、まだまだ若い木のようです。