2010年10月17日日曜日

【趣味の園芸ビギナーズ】短日処理で花を咲かせる

秋から春に花を咲かせるシャコバサボテンやカランコエ。
花のようなホオが鮮やかなポインセチア。
きちんと育てているのに花が咲かないということはありませんか?

どれも1日の日照時間が短くなることで花芽がついたり、色づく性質があるからです。
日照時間を調整してキレイな花を咲かせるコツについてです。




短日植物とは


秋になって1日の日照時間が短くなってきました。
植物の中には、日照時間が短くなると花芽をつける性質のものがあります。
これを短日植物といいます。
短日植物には、豪華な美しい花をつけるシャコバサボテン、

赤やオレンジ、ピンクなどかわいらしい花が魅力のカランコエ、

鮮やかな赤色やピンクのホオが特徴的なポインセチアなどがあります。

一生懸命育てているのに、シャコバサボテンやカランコエの花が咲かない、
ポインセチアが赤く色づかない、という話をよくききます。
正しい管理の方法を覚えて、キレイな花を咲かせましょう。
大切なのか、置き場です。
テレビや蛍光灯など、夜遅くまで明かりをつけている部屋では要注意です。
植物が照明の光を太陽の光と勘違いして、花芽をつけなくなってしまいます。
また、街頭の明かりが差し込むような部屋でも、注意が必要です。
夕方以降は照明の光が当たらない暗い部屋の中で管理しましょう。

カランコエの短日処理


確実に花を咲かせたいという方には、人工的に光を遮り、日照時間を調節する
短日処理という方法があります。
今回はカランコエを用いて短日処理をします。
ダンボールの箱を使って株全体を覆い、光が当たらないようにします。
隙間から光が入らないように注意しましょう。
光を遮るのは、日が沈みはじめる夕方の6時ごろから、翌朝の8時ごろまでが目安です。
1日におよそ14時間、光が当たらない環境で管理します。
日中は明るい場所に移して、充分に光を当ててください。
これを30日ほど繰り返すと、花芽がつき、冬にはキレイな花を咲かせます。

シャコバサボテンとポインセチアの短日処理


シャコバサボテンとポインセチアも、短日処理の方法は同じです。
シャコバサボテンはカランコエ同様、30日ほどで花芽が付き始め、
ポインセチアは40日ほどで赤く色づき始めます。

短日処理期間中の注意


短日処理の期間中も、水遣りはお忘れなく。
土の表面が乾いたら、たっぷりとやってください。
ただし、肥料は与えないようにしましょう。
葉や根の成長が優先されて、花芽が付かない原因になります。
短日処理は根気のいる作業ですが、キレイな花が咲いたときの喜びはひとしおです。
しっかりと愛情を注いで、植物を育ててください。
※動画が公開されました(10/31追記)
短日処理で花を咲かせる|趣味の園芸ビギナーズ|NHKエコチャンネル