2011年2月28日月曜日

春を告げる福寿草が唐突に咲いてました

幸福の福に寿の草と書いてフクジュソウ。
いかにも縁起の良い、おめでたい名前の植物ですよね。

ふと庭に目をやったとき、なにやら光を放っているかのような
とても鮮やかな黄色があることに気づきました。
それが春の訪れを告げる花、福寿草の花!

地面スレスレの低いところに咲く花は、タンポポにも少し似た感じですが、
もっと力強く、しっかりとした雰囲気を漂わせています。

花が終わると地上部の茎や葉は枯れてなくなってしまうため、
きれいさっぱり福寿草の存在すら忘れてしまっていましたが、その分余計に
この黄色い花はとてもうれしい春の知らせになりました!

福寿草の育て方


”福寿草の存在すらも忘れていた”と書いたとおり、地植えのものであれば
ほったらかしにしていても大丈夫のようです。あくまでも我が家の庭の場合ですが。
特に水や肥料をやるでもなく、ほぼ放置しているにもかかわらず、
こんな感じで毎年みごとに咲いてくれています。
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我が家の庭の福寿草は、ちいさめな松の木の根元に、
まるで雨やどりでもしているかのようなたたずまいで植わっています。
冬から春にかけては充分な水が必要で、乾燥させてはダメということ。
庭木の根元など適度な水分や養分がありそうな場所への地植えならば、
特に水遣りをしなくても、雨や雪といった自然からの水分で足りるようですね。
また、福寿草は夏の強烈な日差しが苦手のようなので、ここならちょうど半日陰になって
直射日光を避けるのに適した場所だったみたいです。
鉢植えの場合は、乾燥させないようこまめな水やりを欠かさないことが大切ということ。
肥料は花が終わってから梅雨に入る前までの間に、薄めた液体肥料を週1回与えると
翌年の花つきが良くなるそうです。
私の経験から言うと、福寿草は地植えが断然おすすめです。

福寿草の株分け


福寿草は数年に一度、9月~10月の間に植え替えをすると良いようで、
その時に株分けをしてやれば、どんどん増やすことができます。
その際、あまり細かく分けずに5~6芽が1株となるようにするのがコツということ。
また、福寿草の根は水を強力に吸い上げるために、地上部からイメージするよりも
太く長くしっかりとしているのだそうです。
水分を多く必要とする性質からくる形状なので、植え替えや株分けの際に、
根を切り詰めてしまうと株が弱ってしまうのだとか。
福寿草の根っこの部分は、ことさら丁寧に扱った方が良いみたいですね。

福寿草の毒に注意


110228-2.jpg
花の鮮やかな黄色といい、しっかりとした根っこといい、
”福寿草ってタンポポに似ている!”と思いましたが、よくよく見てみると、
茎と葉の雰囲気が少し太めなツクシのようにも見えてきたり(しませんか?)。
もう少し大きくなってから葉っぱだけに注目してみると、ニンジンのようでもあり。。。
こうして花が咲いていると明らかに福寿草なのですが、土から新芽を出しはじめた当初は
なんと、フキノトウにも似ているのだそうです。
福寿草には毒が含まれているということで、フキノトウと間違って採取して
食べてしまうと中毒になるおそれがあるとか。
福寿草がいくつもの食べられる植物に似ているように見える私、気をつけねば。

福寿草の花言葉


  • 幸福
  • 幸せを招く
  • 永久の幸福
  • 回想
  • 思い出
  • 悲しき思い出

以上が福寿草の花言葉とされているものです。
基本的にはその名前のとおり、HAPPYなイメージの言葉ばかりですが、
「悲しき思い出」というのだけは少し毛色が異なりますね。
これはどうも、ギリシャ神話の要素を取り込んだもののような気がします。

福寿草は、属名をアドニスといいます。ギリシャ神話でヴィーナスが愛した美少年アドニスはイノシシに殺された時、その傷口から出た血がアドニスの花になったというギリシャ神話にちなんでいます。


引用元:フクジュソウの花言葉(1月12日の誕生花) 誕生花と花言葉!

ちなみに、福寿草の毒成分の名前はアドニトキシンというのだそうです。
とにかく幸福!寿!というだけのイメージよりも、ちょっとだけ悲劇の匂いをはらんで、
私の中での福寿草の魅力が増したような気がします。